チャーメン、電験3種を受験！【前編】

先日の3月26日に電験3種と言う試験を受験してきました。

ブログの更新期間が空いてしまいましたが、試験1週間前からこの試験の為に全ての娯楽を封印して勉強していました。

電験3種とは正式にいうと「電気主任技術者第3種」というもので、受電設備のある需要家で必ず資格保有者の選任が必要となる資格です。

僕はこれまでにも運転員時代の暇な時間を利用して「特級ボイラー技士」「公害防止管理者」「エネルギー管理士」といったそこそこ難しい資格にも合格してきました（正直何年も掛かってますが）

でも実は電験3種を受験するつもりは最初ありませんでした。

だってこの資格、滅茶苦茶難しいんだもん・・・

今まで勉強してきた資格とは比べ物にならないくらいたくさんの計算をしなくてはいけないし、何より僕は工業高校出身とは言っても機械科出身で電気は素人。そもそも機械科にいた時だって特別勉強していたわけでもないので地頭も悪い方だと思っています。

だからその後社会人になってエネルギー管理士や特級ボイラー技士を勉強して合格出来た時はすごく嬉しかったし、資格の勉強はこれで終わりで良いと思っていました。

今回はそんな僕が電験3種を受験するまでのきっかけをお話ししようと思います！

受験する気の無かった僕に転機が訪れた日

きっかけは去年の春ごろ、弊社の電気主任技術者のおじいちゃん（通称：電気翁）と雑談していた時でした。

そうです。

電験3種を受験するつもりが毛頭なかった僕は電験3種が今年から年2回開催になることを全く知らなかったのです。

でもこの情報を聞いてから

（年2回開催なら1回1科目とっても2年以内に受かるチャンスあるじゃん！）

と短絡的な思考が働き、俄然やる気がわいてきたのです！

いざ申し込みへ

僕が年2回になると言う情報を聞いたのが去年の5月で、丁度上半期の申し込みが始まっている頃でした。

すぐに申し込めば上半期受験に間に合うし3か月あれば1科目くらいは勉強できたと思うんですが、そこはポンコツの歴史を歩んでいた僕ことチャーメン。

なんとも後ろ向きな考えで上半期の受験をあっさり見送って下半期への受験を決めたのでした。

今思えばここで理論だけでも勉強しておけば今頃もう少し違う結果になっていたのかもしれませんが・・・こういう所が僕がポンコツたる所以なのでしょうね・・・

結局僕が申し込みをして勉強を開始したのは去年の11月頃からでした。

勉強開始→挫折のお決まりパターンへ

多分、初めて電験の勉強をした人の大半が通るであろう

勉強始めてみたものの何が何だか分からない・・・もう無理かも・・・

という絶望を最初に勉強した理論で味わいました。

計算問題関係に関しては答えを見てもどうやってその計算式が導き出されたのかさっぱり分からないレベルでした。

取り合えず理論は後回しにして他の科目の勉強をしてみても、こんどはあまりの勉強範囲の広さに絶望しました。

どうしてこんなに勉強する範囲があるの？こんなに範囲広いなら公害防止管理者みたいにもっと資格の種類をわけて電験3種理論関係、電験3種機械関係みたいにしてくれればいいのに！！

と逆切れをかましつつ勉強していましたが、勉強を始めたのが去年の11月頃からという遅い時期からで、仕事もしながらだし周りに受験する人もいなかったしで孤独な闘いだったのでモチベーションの維持には苦労しました。

そんな中で僕は少しでもモチベを保つために元々登録だけして放置していたTwitterをやって同じ電験3種を受験している人たちと交流してみることにしたわけです。（ちょうどこのブログのことを作ろうと思ったのもその頃でした。）

Twitterでフォロワーの人達が一所懸命に早朝から深夜まで勉強しているのを見て僕も一緒に頑張ろうと最後まで勉強を続けることが出来ました。

勉強を始めた頃は3年掛かりで1回1科目づつ取得することを目標にしていましたが何だかんだでやる気のある人たちと一緒にいると僕にもやれるかもという勇気が湧き、挫折を味わいながらもネットや動画の力を借りながら何とか4教科全ての勉強を本番までに終わらせることが出来ました。

最後に

タイトルが受験してきたと言っているのに肝心の受験話が無くて申し訳ありません。

受験していた記事を書こうとしていたはずなんですが気が付いたら試験を受けるまでのエピソードが入って長くなってしまい、急遽前編と後編に分けることになりました。

後編では先日受験した電験の受験記録と、その結果について記事にしていこうと思います！